世界一の演出。
今日は佐治のたんぽり荘にて行われた、たんぽり村祭りにて歌わせていただきました。
佐治のかっこいいおっちゃん達やコータさんゴルゴさんはじめ憧れの百姓メンバーで構成された実行委員会により運営されたこのお祭り。いいんです、とっても◎自然に根ざした理想の村。それを体感として得られるのはとても気持ちが良いんです。
出店者のお料理はガス、電気不使用というルール。皆さん自前のロケットストーブや薪ストーブを持ってこられ、火と相談しながらの調理。生活の知恵がさりげなくぎゅぎゅぎゅっと詰まっている。村の中央には焚火。塩竈が吊るされている。
お子さんのリクエストに応え、3日間通い続けた人も多いそう。遠方は松江からも。うれしいね〜◎
今日のステージでは、一曲目からアンコールの曲が終わるまで、誰から言われるでもなく、曲毎に子供達の工夫をこらしたサプライズの演出があった。曲毎に相談してくれていたのだろうか、森田脱帽。それは、ステージ両サイドからのはっぱのシャワーから始まった。しかも曲の終わりの完璧なタイミング!!間奏では色を変えた葉っぱだったり。ある曲の終わりには小さな花束をくれたり。その次は大切そうなブレスレッドをくれたり。そしてその次は子猫ちゃんを連れて来てくれた。演奏が全て終了した後にはおいしいゼリーを“あ〜ん”してくれた。こんなにもかわいくて愛おしい演出があるのだなあと、幸せで満たされたというよりも、もう溢れて仕方が無かった。この村で過ごした時間や、普段の暮らしがこどもたちにそういうかけがえのない感性をごくごく自然に育んでいたというよりも引き出していたのかなあ。。。天才!あっぱれ!!!!
その後は振り返り会にまぜてもらう。皆さん一人一人、このお祭りを振り返って言葉をシェアする。濃密なひとときだった。さらっと終わらない終わらない。熱い熱い(笑)たんぽり村はこれからもどんどん進化するのだろうな♪♪楽しみ。
私は、方々へでかけて歌うので、言わば風みたいな存在だから、色んな場所の空気をなんとなく運ぶ事しかできないのだけれど、それが役割だと思っている。大きな事ができる訳じゃないんだけれど、少しでも違う空気をどこかしこから運ぶ事ができたり、吹き込む事ができたのかなと感じた時にやりがいがある。たんぽり荘のすぐ近くに住むおじさんが、ライブ後に、“今日の歌にほんとに勇気をもらったよ”と手を差し伸べてくれた。目がキラキラしていた。嬉しかったなあ。。
たんぽり村で配られていたパンフレットを少し預かってきました。村の雰囲気を少しでも感じてもらえたらいいな。ということで、欲しい人は是非そこかしこでお声かけくださいね。
体中に染み付いた薪のにおいが嬉しい夜。たんぽり村に関わって下さった皆様、方々から遊びに来てくれた皆様、本当にありがとうございました◎
ホームページも是非ご覧下さいね◎
http://tottoriidoumura.kakurezato.com/
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