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初歌いは10名限定のまぶや蔵ライブでした。

展示ってとってもエネルギーがいりますね。自分のいない場所で、見るだけで考えてる事伝わるようにする工夫って・・・むむ〜。

「まっすぐ」に収録している歌を頭の中の展示物を使って一曲一曲説明をしっかりやってみることに挑戦しようと思ったら、全然時間が足りませんでした。一曲がそれぞれに多面的でした。普段のライブでは、その場に合う一面をさらりと紹介していたのだと気づきました。3時間くらいかかりそうです。話術も鍛えないといけません。

歌は受け取ってもらう人の自由な解釈をしてもらうのが一番だと思っていますが、たまにはその背景や想いを伝えたかったんだな。歌が生まれるまでの経緯の中での葛藤や不安みたいなもの、いろんな出来事の重なりから生まれている事。なんだかんだ複雑で、こんな事は誰も知りたくないかもしれないと思ったけど、それも自分だし、はらはらしつつも勇気を持って語りました。しどろもどろだったかもしれません。

何より、歌い終わった後に皆さんから頂いた曲の感想や、ライブの感想が素晴らしすぎて、びっくりしました。ライブと同じ時間くらい、皆さんとおしゃべりしていました。歌に乗せた想いなんて遥かに超える、感想や質問や解釈をいただき、本当に嬉しかった。とても感動しました。

歌の根っこから、まるごと食べてもらってありがとうございました。

ようやく、まっすぐがリリース完了。という気分です。

頭の中展示は月末まであります。これからの活動の糧にさせていただきたいので、是非壁にメッセージを書いていただけたらうれしいです!


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玄関のがくさんのお気に入りのひょうたんタンプやら呼吸の本やらよく聞くCDやらいろんな飾っているものをまぶやに持って行っているので、、脳みそがまぶやに移動しているような気分です。家の中にある物は知らぬ間に創作の源であり、頭の中だったのか。一方で、何かを放出、削ぎ落としているような感覚もあります。こういう文章を綴る気分になる とか。

軽〜くもぬけになったバサリーにいると、ああ、あそこのあれの説明が足りないなあという事でポップを書いては蔵に行く。そうすると落ち着くという不思議現象が起こっています。蔵の中で火鉢に当たりながら訪れて下さっているとお話をしていると、普段CDを聞いてお子さんが歌ってくれる曲はあれとあれで。とかライブの時にはバタバタして聞けないお話がいろいろと聞けて、あーっと言う間に時間が過ぎてしまって、気づいたら4時間。また、質問いただいた事をもとにまた蔵の中でポップを足したり説明を足したりする。そいう作業。まるで内観。まるで瞑想。誰かに伝えるための思考の言語化は大変だけれども、誰かの命とか、誰かの言葉とか、誰かの考え方とか努力とか、そういうものに触れて感動したエネルギーを創作の力に変換してまるごと歌にぶつかっていたのか、私は。と気づかせてもらう機会でもあります。知らなかった。身一つでしかるべき場所に行けばさらさらと歌えて、5分もあれば一曲が終わるから。とにかく楽しいから歌っている!の一言で済ませてた。それはもちろん大前提なのだけれど、もっともっと、私に、私の歌に敬意を持ちたいと思いました。それは今まで関わってくれた人達や歴史への敬意でもあるから。

表現って 表に現れる って書く、、表現を仕事にすることを選んだから、

今までほとんど当たり前にどんなお仕事にもひとつ返事で応えて、ライブの内容を考えて来た。その場で感じた空気で歌を決める事もあったけれど、それができるのは後ろに見えない情報を持っていたからだったんだ。実際の重みだったり、掲示することで埋め尽くされる壁だったり、文字だったり、そういうものに置き換えたら見えてしまった。ノウハウってこういうのかな?

一番自分の生み出した歌と向き合える方法なのかもしれないなあと、改めて感じています。

気持ち新たに、明日と明後日のライブにのぞめるのはとても嬉しいです。わたしなりに、学んできていた。

明日は、福祉フォーラム「あいサポートとっとりフォーラム16」の交流会で。http://www.pref.tottori.lg.jp/224503.htm。明後日は南部町の成人式で司会進行も。大役だなあ。

その時間が、素晴らしい時間になるように、今の私すべてで精一杯歌って、精一杯話す。それもまた、私の表現の形だと気づく事ができて、とても嬉しいです。



まぶやHP

http://mabuya.weebly.com/

▶1月の常設展|蔵ギャラリー『森田さやかの頭の中』

1月7日(木)〜

シンガーソングライター森田さやかの初展示!

彼女が日々なにを感じ、なにを思い、なにを考えているのか、彼女の頭の中をのぞいてみよう♪ 

なにが飛び出すか来てのお楽しみ!

奥田さやか

うたうたい奥田さやかのホームページです。

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