ゆっくりとじっくりと
2012年末、初めて沖縄県の伊平屋島へ友人を訪ねて行き、それ以来伊平屋島のもずくが境港市の海産物のキムラヤさんを通じて全国で食べられている事、もずくのヌメヌメの部分に含まれる成分「フコイダン」は、世界で徐々に注目を浴びつつあるすごいものだという事、2つの場所の子供達がお互いに故郷を体感し合い、交流する事業をキムラヤさんが自社で行なっている事などを知っていきました。驚き。。。それ以来、この交流事業で歌わせて頂くようになりました。今年は昨日がその交流会で、なんと、21回目。
2013年、伊平屋島の子供達と一緒に創った歌があります。ふるさとをいつも近くに感じる事ができる歌を子供達と創って欲しいという、当時の私にとってはまさに未知な依頼。
子供達が、島の中で大好きな場所を案内してもらい、ひとしきり遊ぶ。
その後見つけ出した宝物の言葉を、お姉ちゃん達が物語にまとめる。
紛れもなく子供達が自分達で産み出してくれた歌詞です。私には、創れない歌詞。ずっと質問をし続けただけ。
メロディのサビも、子供達が歌詞を作りながら歌っていた鼻唄を元に拡げました。
その曲は昨年、島の子供達や山陰、沖縄、東京の信頼する皆様のチカラを添えていただき、レコーディングをする事ができ、
もう少しでCDになるところ。
そして、一昨日、よしととひうたの紙芝居の音楽もピアノ編曲、採譜をされてる小林有希子さんに楽譜にしてもらいました。なんと合唱アレンジまでしてもらいました。なんとも感動的で、まだこれは未公開ですが、皆さんにもいつか必ず聞いてもらいたいです。
ちょうど昨日は例の交流事業で、伊平屋島の子供達が境港市にやってきて、境港市の子供達と一緒に大山でスキーをした後、保護者の方々のお料理のおもてなしによる交流会でした。その中で、この出来立てホヤホヤの楽譜をみんなに配って歌ってみると、、
みんな、人生で初めて歌ってるはずなのに歌えてる。衝撃的でした。改めて、楽譜ってすごいなー!一度でこの手応えなら、練習重ねたらすごいことになるんだろうなと、確信。
ゆっくりとじっくりと育っていくこの歌には、絶えず私に何かを教え続けててくれています。
宝箱やで、ホンマに。
物語はまだまだ続く。
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