暖暖谷

先日おじゃましたペンション暖暖のけんさん&びんさんが育てている「谷」を昨日案内してもらいました。1ヘクタールの広さだそうです。竹林あり、様々な果樹あり、山菜あり。気持ちよい風が吹き抜ける、ユートピアでした。

竹林の間伐をして、秋にはこれが竹炭になります。

全体の5分の1の竹を切って行くと、適度な密度になるそう。竹が皆息しやすそうですね〜♪太陽の光が届いて綺麗でした。

けんさんは、植樹1000本計画ということで毎年どんぐりの木を植えてます。20年構想。薪ストーブにも、しいたけのほだ木にも、何かとよく使える木だそう。そして、くぬぎの森ができたら、カブトムシがいっぱい来るからペンションに泊まりに来た子供達が虫取りに行けるようになるとのこと。都会の子供達にとって、森に虫取りに行けるのは特別な事なのです。

廃棄物がそのままになっているところを、綺麗にして、整地して、道をつけて、最初は熊笹ばっかりだった所も草刈りを丁寧にして。そしたらセリやうどやわらびが生えて来たそう。栗の木は暖暖のマロンケーキのスペシャルおいしいクリームに描かせない材料です。

大山が何にも視界を遮られずに見える絶景スポットの暖暖谷。背中は語りますね〜


けんさんは今日もくぬぎのちいさな木の周りの草を刈っているのでしょう。70歳になったころのこの谷がとても楽しみだと言うけんさん。いろんな果樹がたわわに実り、くぬぎの森が生まれ。こどもたちが集まる。

「木を植える」という事を通じて、20年スパンで物事が考えれて、ずっと楽しみが続く。



は〜〜☀

わたしときたら目の前に必死です。

いつかおおらかに20年後や次の世代の暮らしを見据えて事を進めれる日が来るのでしょうか。



背中に学ぶ時間でした。帰る頃にはなんだか胸いっぱいでした。



奥田さやか

うたうたい奥田さやかのホームページです。

0コメント

  • 1000 / 1000