とっとり創生拡大会議


本日、ホテルニューオータニ鳥取にて執り行われた標記の会議に出席させていただきました。


地方創生の取り組みは全国をあげて粛々と繰り広げられておりますが、鳥取県の総合戦略、各市町村の総合戦略が組み立てられ、具体的に動き始めているところですね。


27年度の取り組みに対する成果検証をし、新たな動きをふまえて鳥取県内全市町村の長の方々や経産業界、学業界、金融界、官庁関係のトップの方々が意見交換をする場ということで、もはやなぜ私は居るのだろうという状況なのですが、昨年の若者創生円卓会議の参加者の中からお声掛けいただき出席させていただいたので、皆さんどんな事話されるのだろうか。と、発言を耳をダンボにして聞いて帰ってきました。


内容としては、


①子育て環境においては、保育士がとても不足しているという状況から、家庭内保育の可能性を探ったり、全国から注目されているさまざまな教育体制と文科省の方針について両方の良さをふまえ、独自の改革をしていく必要があるのではないか。

②移住定住対策において、移住希望者は増えているけれど住まいの確保ができていない状況は、原因としてはだいたいが空き家の中の仏壇や物の多さがネックになって空き家バンクに登録されないということから、実際に片付けていくという具体的な行動が必要なのではないか。

③安定した雇用、安定した経済活動、就労、就学の場が不足しているため人口が流出している状況がある一方で、県内企業の人材不足も進んでいるという矛盾。


という3つの点についてが、全体的に共通している課題でした。はい。自分の認識とはそう相違なかったです。


それに対するアドバイスのようなご意見のようなお話の中で、日本銀行鳥取支店の頭取さんがお話された事。


今、日本全体で人材が不足しているとういう状況。経済界の動きとして、設備投資がどんどん進んで、どんどん労働環境が合理化されていっている。その結果、機械やシステムの性能や技術は発達する一方、労働者人口がこれからはどんどん減って行くという見通し。


=だからむしろ、人が余る!(20年後には、、、、)という予想もある。


ということは、その対策をどうするか?という問いが生まれてくる。やみくもに移住定住を促進してよいというものではない。


とのこと。これは初耳。そうかー。



わたしは、


一人一人が自分や自分の家族を守るのに必要な経済、それは貨幣だけじゃなくてノウハウや現物が循環していくものも経済ととらえていく事が必要なんだろうなあということ。ますます、一人一人が自然と調和して生きていくチカラが必要なんだろうなあということを感じています。今、あくせく働いている時間がまるまる自然と共生する時間にまわるようになる??社会課題を解決する時間にまわるようになる?(単純すぎるか、、)


先に上がった課題に対して、第一線で、現場で奮闘して下さっている方々も沢山知っているし、その動きに対して改めてありがたいなあという感じもあり。


鳥の目と虫の目を行き交いながら、自分はやっぱりしばらくこのままちょこまか動きまくるしかないなあと思います。自分なりにがんばろー◎


しかしこの会議、対岸が遠かったなあ。

もっとばしばし意見が交わされる場になれば面白いだろうなあ。皆さんどんな思いを持ち帰られたんだろうという素朴な疑問が残ります。














 

奥田さやか

うたうたい奥田さやかのホームページです。

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