2/6,7 とりアート 森まもりの森の中

【県民自らの手による総合的な文化・芸術の祭典】として平成15年〜取り組まれている、【とりアート】


そうか、要するに本気の文化祭やな・・・!!!という気持ちで


大下志穂さんの体験型アート作品 「森まもりの森の中」

アートと演劇の体験型作品鑑賞『森まもりの森の中ツアー』のお手伝いをさせていただきました。


どうやったら志穂さんの作品の世界観をより楽しく伝えられるのか。ということを皆がそれぞれの立場で溢れ出すように考えて、大きなもの作ったり衣装合わせをしたり脚本を考えたり歌を考えたり踊りの練習をしたり音楽を考えたり、、、。急ピッチの作業を皆で一気にやるのは本当に文化祭のようでした。とにかく、やるのだ。という何かに突き動かされたようなワクワクが会場の中に渦巻いていました。


『森まもりの森の中ツアー』ストーリー (写真が舞台裏なかんじですが。。)



まず志穂さんが勇者のバッヂと魔法の布を持たせてくれます。そして絵本を読んで小人の世界をまなびます。不思議の森へワープする入り口(じゅもんが書いてあります)で目を閉じて3回呪文を唱えると、不思議の森へワープ!

すると小人が現れて、準備運動をして森の見回りに出発。最初は新聞の森へ。日々溢れる情報を淡々と方づける黒い人に出会います。静かにそーっと通り抜ける。


新聞の隙間から中を覗きます。

情報の断片がいっぱい。並列にならんだ情報が、耳からも絶え間なくとびこんできます。

新聞の森を抜けると、中に浮かぶ丸いもの。光る豆を中に入れて、森のお守りを作るのも小人の大事な仕事。奥には立ちはだかる門と門番でもあるナナカマドの妖精がいます。音楽会話をする彼女のヒントを皆で解読し、心を合わせて声を出し、あ・う・ん!のポーズをそろえると、あうんの門が開いて光り輝く森へ。

森の仲間達のもとへ、お守りの音を届けて回ります。すると弱ったはらまきが現れて、皆で元気を注入すると、みるみる元気になって素晴らしい踊りを踊り出すはらま木達。

すると妖精が現れて、自分の仕事を皆がやってくれたお礼にと歌を歌います。特別に、ダンスも伝えます。あいのかわし方を勇者達は覚えます。

これです。是非人間界で皆もやってみてね!


「あいさつがわりに」

あいさつがわり あいさつがわり あいさつがわりに あいしてる

あいしてるから あいしてるから だきしめたくなるのさ

あいさつがわり あいさつがわり あいさつがわりに だきしめる


最後にだいすきな人とずっと仲良く居られる魔法の羽をもらって、勇者達は人間界へ戻ります。



[出演]

ノーム夫 増谷京子

(京子さんの動きも言葉も完全に小人でした!皆が一気にひきこまれました。)

ノーム妻 水谷宣子

(脚本もすらすらと書いて下さいました。舞台の中で夫を常にサポート。)

新聞の森 hUb(波形理世/谷口裕子)

(とても不気味でとても考えさせられる世界でした。大人も子供も皆本当にしずかになっていました。)

ナマカマドの妖精 田村梓

(音楽でしか会話できない、表情を変えられない不思議な役どころ。はらま木の弱っているところから元気になる音楽も妖精登場の音楽も。ベストタイミングで奏でてくれました)

木の妖精 ツーリン カワサキミホ

(身体美。舞台裏でストレッチをしている二人の姿はとても美しかったです。弱っているところから元気になる舞、その後もふわりふわりと舞ってくれていました。)

森の妖精 森田さやか

(妖精の力を借りて、思い切り愛のかわし方を伝えました。完全に勇者になっている子供達の表情も大人の人達がファンタジーを思い出した表情もばっちり見えて、とても幸せな役所でした。)

あもん 薮田佳奈

(志穂さんと徹夜であ・うんを作ってくれたやぶ。できた時点で操作が完璧。演劇が終わった後も高温のあもんの中でお客さんと会話してくれていました。こどもたちも体当たりでよろこんでいたなあ)

うんもん 坂本貴恵

(きえちゃんは設営の時に来てくれていきなりうんもんに入る事になりました。真っ暗なうんの中で、あ と動きを合わせて演技するのは至難の業。まきこまれてくれてありがとう!)

音楽:ジェレミー・ベディ

(ジェレミーさんはワープの音、森の怖い音楽、門が開く音を作ってくれました。改めて舞台音楽の大切さに気づかされました。タイミングとボリュームもとても大事。)

振付:池淵菜美

(なみさんの踊りはかわいすぎて誰もが悶絶。目の前でこの踊りを大人も子供もやっている姿は平和そのものです。皆やってみてね◎あ門のたてがみもなみさんの技。)

衣装:石川志保

(志保さんの衣装は、生地がよろこんでいるなあといつも感じます。着るだけで一気に自分たちが不思議の森の住人になれます。色も形も素材も全部素敵。すごい作業量だと思いますが、よなべで作ってくれました。勇者のバッヂも!!)

監修:大下志穂

(志穂さんに声をかけてもらうと、皆がその世界の中で大冒険を始めます。危険だとストップをかけてくれるので、ダッシュできます。とにかく楽しくて、気づいたらものすごいものを皆で完成させてしまっている。果てしない包容力に脱帽です。いつも新しい景色を見せていただいてありがとうございます)


3/6は日野でも森まもりの森の中がありますよ♪その時にまたお会いしましょう★

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